2017/08/14(月)
ヘルニアについて②
カテゴリー:椎間板ヘルニア
From 尾熊 展弘
治療院より・・・。
みなさん、こんばんは!福山市の慢性腰痛専門整体院 一心の尾熊です。
前回お伝えさせていただいた腰椎ヘルニア(椎間板ヘルニア)の続きです。
前回では、「ヘルニアと診断されてもビビることや心配することはない」とお伝えさせていただきました。
なぜか?ということなんですが、これはヘルニアの特性にあります。
そもそも椎間板という軟骨のようなクッションのようなものが急激な負荷などにより押しつぶされ、神経や脊髄を圧迫し、
それにより、腰から足にかけて痛みや痺れ、感覚障害、運動麻痺などが起こるといわれています。
この中の二つの症状について注目して頂きたいです。
痛みや痺れと言うものは大元のヘルニアからくるものもあるかもしれませんが、そこ以外に例えばお尻の筋肉、足自体の筋肉が硬くなりその圧迫により
神経痛と判断されるものもあるということです。長い時間正座をして足が痺れる現象に似た感じです。
「いやいや、CTやMRIでちゃんと椎間板飛び出てるのみました」と言われる方多いです。
それでも、ヘルニアは椎間板が飛び出たら元に戻りにくいものなので、
昔なったものがそのまま残っているのかもしれませんし、この度起きたものかもしれません。いつなったかは誰にもわかりません。
逆に出血を伴うほどの重度のヘルニアであれば飛び出た椎間板は白血球などの免役機能が働いて食べてくれるともいわれています。
ある統計によると腰痛でない方を対象に画像検査(MRI,CT)をすると年配の方をはじめ多くの方椎間板の変形が見られたと報告もあるくらいです。
これを聞くと痛みや痺れは必ずしも椎間板ヘルニアと直結しないと考えられます。
そうであれば手術をしなくても改善する見込みは十分あると考えれますよね?
まだまだお伝えしたいことがたくさんあるので今回はこの辺で終わりたいと思います。
次回は注意点などをお伝えしたいと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!